科学はすべてを説明しきれるのか
ある本を読んでから、科学というものの万能性に関して少しだけ疑問を持ち始めている。
科学というものが真理の探究という欧米の根幹を担う要素であったことは納得しているのだけど、世の中科学で説明できていないものの方が多くないかという事。
その意味で、到底すべてを説明しつくすことができないものを全て科学で説明しようという志向はそんなに万人が追い求めるべきものなのだろうかという疑問が出始めている。
ここら辺を理解するにはもっと科学史の勉強が必要だなと思い始めているので麻生川師匠の課題書籍のうち科学史に関するものも読み進めていきたいと感じている。
3.欧米 (ギリシャ語+ラテン語)の受容と科学技術の発達・、出版物の流通
#0301 トマス・アクィナス(講談社学術文庫) 稲垣良乗典
#0302 エラスムス(ちくま学芸文庫) ホイジンガ(宮崎信彦・訳)
#0303 ルネサンスの歴史(中公文庫) モンタネッリ(藤沢道郎・訳)
#0304 サミュエル・ヂョンスン伝(上・中・下)(岩波文庫) ボズウェル(神吉三郎・訳)
#0305 告白(岩波文庫) ルソー(桑原武夫・訳)
#0306 詩と真実(第一部~四部)(岩波文庫) ゲーテ(山崎章甫・訳)
#0307 ミル自伝(岩波文庫) 西本正美訳
#0308 昆虫記(岩波文庫・20分冊の本) ファーブル(山田吉彦・訳)
#0309 古代アレクサンドリア図書館(中公新書) モスタファ・エル・アバディ (松本慎二・訳)
#0310 大自然科学史・全13巻(三省堂) ダンネマン(安田徳太郎・訳)
#0311 天文対話・上下(岩波文庫) ガリレオ・ガリレイ(青木靖三・訳)
#0312 地図の歴史(講談社) 織田武雄