アメリカ型経営は製造業には適さない
ちと時間がないのでメモ書き程度に。
アメリカ型経営は製造業には適さないと最近つくづく考えている。
その理由は非常に簡単。
基本的に製造業の研究開発関係の投資回収には莫大な時間とある程度捨てる覚悟が必要だからだ。
これは、アメリカ的経営のROI等の観点と相反するものである。
実際、アメリカ的経営に偏りすぎた日本の製造業が現在苦労している。短期的思考で技術開発投資等を絞り込んできたツケがいまジワジワと出てきている。
つまり、次なる一手に乏しいのが日本の製造業の最も大きな弱点。だからこそ、いま金融危機でも技術開発への投資は緩めてはいけない。もちろん生き延びてこその企業ではあるけど、ある意味技術を持ち合わせていないゾンビ企業が存続する理由は何もないと考えている今日この頃である。