2008-12-27 製造業も大変なことになってきた 日本人はこれから最も苦手とするグローバルな水平分業に適応しなければならない。しかし私は、このハンディキャップは宿命的だとは思わない。戦前の日本では、勤続3年以下の「短期工」が半数を超え、流動的な労働者の分業体制で製造が行なわれていた。彼らを「終身雇用」の大組織に組み込んだのは戦時体制である。だから野口悠紀雄氏もいうように、われわれの直面している課題は、いまだに戦時体制からの脱却なのだ。 池田氏のブログ記事。 深く考えさせられた。 これに関して、しばらく考えてみたいと思う。