原子力と水力がセットで大回転する時代
まだ、足立氏のHPでは更新されていないようだが、メルマガに記載されていたので引用。氏の言うように原子力と水力(正確には揚水)はセットなのである。
世の中,原子力と水力の組み合わせによる,舞台の大回転が起こっている。今日のイン
ドの記事は,改めて,私の叫ぶ人類最後の戦いに挑む,インド北辺の水力への盛り上が
りを描き出している。また,三菱重工が,原子力への欧米市場への参入に意欲を燃やし
ている(注)。昨日は横浜で,日本原子力産業協会の年次大会が行われて,三菱重工業
の佃和夫会長が,「日本企業の務め」,と見得を切っている。
出展:【日刊 アジアのエネルギー最前線】フィリッピンでノルウエーがアンガット水力を買収視野に
そんな中で水力業界の中でも買収再編劇が起きはじめている。
日本の企業もうかうかしてる場合じゃないね。
水力の分野での日本企業の地位はどんどん低下している気がする。
なんたって、フルターンキー案件を根こそぎヨーロッパ企業に奪われてしまっているからだ・・・。
彼らヨーロッパ企業のやり方は非常にうまい、我々日本企業次はどこに注力するなどと右往左往している間にスプリンクラー戦略で全世界を同時に攻めてしまっている。
もっと欧州企業をベンチマークして日本企業も変化していかないとあかんですね・・・。
いずれにしても、市場はある。でも日本企業が圧倒的に出遅れているのは確かだ。
日本企業はコツコツ積み上げ型、欧州企業はガバッと市場をさらっていく型。
でもやっぱり日本人には圧倒的にコツコツと積み上げて案件をとっていくのが性にあっているのは確かな気がします。
いちプレーヤーとしては、これからもそこまで変わらないとは思うけど、市場的にはこのエネルギー業界に多くのお金がつぎ込まれてエネルギーバブルが形成される可能性が多分にあるような気がします。