ものづくりと市場づくり
製造業は、ものづくりも大切だが市場づくりも大切。
ここの部分が日本の製造業の弱い部分である。
特に日本はグローバルマーケティングがダントツに弱い。
そんなことを、下記の本を読んで改めて実感した。
171/200
- 作者: 飯塚幹雄
- 出版社/メーカー: しょういん
- 発売日: 2009/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「ものづくり」と「市場づくり」。この両方をバランスよく行わないと技術のみが先を行ってそれを購入できるお客が存在しない事態が発生する。
そして、正に日本の製造業の製品が正にそれにあたるというのが本書の主張。
そこで、著者は製造業のマーケティング担当者にもっと現場をみることを推奨している。
家電であれば、アジアの家庭に実際に足を踏み入れて冷蔵庫の中を覗いてますか???
こういった事例をつぶさにあげ、対照的な企業として韓国サムスンをあげている。
どうやら、韓国サムスン世界的にみてもグローバルマーケティングに物凄い資金を投入しているようだ。
考えてみれば、日本企業の現地参入といえば、工場と販売事務所を設置しているだけでマーケティング部門を現地にもっていっていない会社がほとんどな気がする。
日本の本社で、アジアのマーケティングなんかできるわけないっしょ??という意見には思わず唸ってしまった・・・。
僕ももっともっと現地に足を運ばなきゃと深く実感させられました。
「ものづくり」と「市場づくり」の両方を意識して頑張らなければなりません。