ダボス・エクスペリエンス in 東京
http://www.academyhills.com/school/detail/davos090905.html/title
ファシリテーターは石倉洋子教授。著書は下記が有名なのかな?
世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派"プロフェッショナルのすすめ
- 作者: 黒川清,石倉洋子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
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【セミナー内容】
今回のセミナーはダボス会議の紹介とダボス会議を運営する世界経済フォーラムの東京事務所開設を記念してのものだった。
このため、東京事務所代表の土屋聡氏も挨拶にこられていた。
ダボス会議は、基本的に毎年スイスのダボスで世界中のエリートがあつまって5日日間に渡り議論がなされる集まりだ。様々な分野の人があつまるので一つの論点でも様々な視点で議論されるのが特徴のようだ。
いままでは、スイスだけで開催されていたのだが、近年中国の強い申し出により、中国でも毎年開催されるようになったようだ。この実現のために中国は温首相をあげて働きかけたらしい。ここに、中国の政治家のダイナミックさとしたたかさを感じた。世界中のエリートが自国に集まったらそりゃ国にとっていいに決まってる。
東京だって、世界で最も多くのグローバル企業が集まっている都市なのでダボス会議を行なうのにもってこいの場所だと感じるのだが、そこらへんは日本の産・官ともに意識が低いらしい。まぁ、そういうこともあって今回東京事務所を開設して日本の意識を高めていこうというのが開設の主目的のようだ。
ちなみに、今回はスペシャルゲストとして緒方貞子さんと竹中平蔵さんも来場されていた。緒方さんも竹中さんも共通していってたことだけどこれからはソフトパワーの競争だということ。つまり、個人のソフトパワー(「知性」ということかな???)を磨いていかないと世界から置いていかれますよというのが非常に印象的だった。
実際、ダボス会議ではどんなに肩書きがあろうと、発言を行なえない人は軽視されるし、逆にIntelligenceを発信できる人はどんな人であろう尊敬されるらしい。
【感想】
もっともっと、個人の力を磨いていかないといけないと感じました。
個人的に石倉さんもパワフルで面白かったし、竹中さんはそれ以上にパワフルでしたね。さすがもと政治家だ・・・。
そんなわけで、僕も世界経済フォーラムの下記ホームページのパネルディスカッションの映像などをみて世界的な議論の知見を深めないといけないとつくづく感じました。
http://www.weforum.org/en/index.htm
今後の世界経済フォーラム東京事務所の活躍に期待したいと思います。
さて、仕事だ仕事・・・
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直接貿易を行なった際、日本のグローバル企業が海外で仕事して稼いだお金は基本的に稼いだ国の税収(VAT等)になる(免税になる場合も多いが)。
一方、商社をかませた間接貿易では取引は商社とメーカー間での国内取引となるので税金(消費税)は日本で支払われる。
そういった意味では商社をかました方が日本のためにはなるということか・・・。
いろいろ難しいですね。