papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

製造業の今後(またまた池田氏ブログより)

池田氏のブログ非常に歯切れがいいので、わかりやすい。なんでもそうだけど断言するのがカリスマの条件だと思う。

トヨタは、日本が第2次産業革命の後期に成功した時代の象徴だが、その時代は90年代に終わるべきだった。これから必要なのは、トヨタに依存するのではなく、トヨタに学ぶことだ。もっとも重要な教訓は、企業が成長する鍵は政府の産業政策でもマクロ政策でもなく、グローバルな競争だということである。第3次産業革命に立ち遅れた日本経済を建て直すためには、NTTやITゼネコンのような「恐竜」が情報通信産業の中核をになっている状況を変え、デジタル・ネイティブな企業の参入をうながす必要がある。

1980年代にそれを実現したのは、今たたかれている投資銀行だった。MCIはマイケル・ミルケンの支援で発行したジャンク債によってAT&Tの独占していた長距離通信市場に参入し、マッコー・セルラーはミルケンのジャンク債で携帯電話市場に参入した。こうした競争の激化がアメリカの、そして世界の通信市場を大きく変えたのだ。トヨタ的な系列資本主義は、系列内では人的・物的資源の配分を最適化できるが、産業間の生産性の不均衡を変えることはできない。だから創造的破壊を実現する上で政府ができることがあるとすれば、競争の促進と資本市場の改革だろう。むしろ今こそ、日本に本来の意味の投資銀行投資ファンドを育てるときである。


引用しまくりで恐縮だが、池田氏のおっしゃてる教訓は以下3つ。
デジタルネイティブな会社になる
②グローバルな競争に勝ち抜ける会社をつくる
③系列内での人的・物的資源の配分の最適化

①ってなに?よくわかりません。要するに多国籍企業のこと?

②は、まぁあたりまえのことですね。

③、トヨタのような系列資本主義の会社の人的・物的資源が最適化されないのは、派閥と本社からの天下りがあるからだと思っている。これがなくならない限りよくはならない。でも、人間の集団なので派閥というものがなくなるとも思えない。要するに、こうした人間の特性を了解の上でいかに最適化するかを考えるしかない。


いずれにしても、日本企業のように日本人だけで事業をやっていこうという姿勢ではあかんのでしょう・・・

僕ももっとグローバルな人間になります。

先ずはそこからです