papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

事業会社にいて思うこと

事業会社にいて感じることは、事業会社ではリーダーシップとマネジメントの力が必要だということに尽きる。

特に電力プロジェクト、すなわち重電の営業をやっているとプロジェクトリーダーのようなものなのでこの力量が非常に問われることとなる。つまり、プロジェクトを進めるにあたって工場の技術者ならびに現地サイトにどのように動いてもらうか。プロジェクトの資金繰りをいかに行うかなど全ては営業が行うこととなる。そんなこともあり、語弊があるかもしれないが重電マンの仕事はプロジェクトという会社の経営者という色彩が強いと最近は考えている。そこには、必ず多数のヒトが関わっており、それ全体をマネージする人的スキルなども必要だ。これだけ、多くのヒトが関わるだけに事業会社というのは獲得した利益をより多くのヒトに配分しなければならないのである。簡単に言えば会社全体の中でのプロフィットセンターの占める比率が小さくなってしまうのである。


逆に、金融のような業界では上記の力量ではなく純粋に個人の稼ぐ力を求められるのだと思う。それにまして、事業会社とは違い、会社全体のプロフィットセンターの比率が高いこととなる。


以上のこともあり、どう考えても事業会社より金融をやっている会社の方が配分できる利益が多いこととなる。金融会社の社員の所得が比較的高いのもこのためだろうと考えている。


だから、稼ぐ力がある人は金融へいってより多くの所得を得た方が得なのかもしれない。逆にチームマネジメント能力のある人間は事業会社にいくべきなのだろうが、所得は金融関連の会社に比べたら低くなることを覚悟すべきである。


どちらを選ぶかは自分次第だと思う今日この頃です。