papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

未だThe Economistを読みこなせていない

長い間の自分の目標がThe Ecnomistを読みこなせるようなGlobal Leaderになるというものなんだけど、相変わらず一向に読みこなせていないのが正直な所である。
 
なんか、既に10年くらい読み続けているような気分がしていたのだけど、以下の過去ブログを見た所読み始めたのは2010年くらいっぽいのでまだ読み始めて8年くらいということになる。
 
8年といっても8年間卑屈に読み続けたわけではなくかなりサボりながらの購読なので実質は4年も読んでいないくらいの濃度だと思う。
 
ちなみに読み始めたきっかけは成毛氏の「本は10冊同時に読め」でした。
  
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以前、ある方が「The Economistを10年読み続ければ世界の見え方が変わってくる」という指摘をされていたこともきっかけ。大前研一も英語上級者向けの雑誌と紹介されていたことがきっかけである。
  
というわけで、8年間かなり濃度が薄く購読し続けた中での自分の中での本誌のよいとことろを書いておこう。
  
先ず第一に、新聞のように全世界をカバーしている所が非常によいと感じている。これは、特に日本の経済誌のみ読んでいるとどうしても日本からの視点の記事が多くなってしまい報道されないことも多いのだけど、The Economistを購読しておくことで英国寄りの視点にはなるのかもしれないけど、様々な地域の記事をバランスよく読めるということが魅力だと感じている。
  
第二に、使用されている英語表現が異常なまでに格調が高く正直辞書なしでは読めないという所もあげられる。この雑誌を通読し続けているとちょっとやそっとの英文では物怖じしなくなると思います。話によるとNativeの人でもThe Economistは読むのが大変だったりするという話をsの昔聞いたような気がする。実際、The Economistを読んだ後にTIMEやHBR等を読んでみるとあまりの読みやすさに涙が出てくる始末である(笑)
  
第三に、何よりビジネスのみではなく、各国の政治のみではなく文化・科学に関する記事、更にはInternationalというグローバルな視点の記事が記載されているのも特筆すべき点である。このように、本当に幅広い内容をカバーしている為、当然読む側の前提知識(特に記事の対象の文化的背景)等に関しても非常に高いものが要求されるのがThe Economistが高級紙と呼ばれる所以なのかもしれない。このため、読みこなす為には当然GLobal Leaderが本来持っているLiberal Artsの素養も要求されるのである。
  
もちろん、日本に関する記事が偏っているように感じるなど日本人ならではで感じる欠点もあるのだけど、上記の長所はこれらの欠点を補うに十分なものであると感じている。
  
というわけで、引き続き来年からもThe Economistを読みこなせるように英語の読解力とLiberal Arts(文化のコア)の理解に努めていきたいと考えると同時にBBT-Bond TMCのレベルアップ版としてThe Economistを媒体にしてDiscussionするようなTMC派生クラブを結成したいなと感じている次第なのである。
  
来年もStep by Stepで頑張っていきたいと思います。

(*)英語勉強 棚卸し
http://d.hatena.ne.jp/bookworm/20100411