papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

斉藤孝オススメの本。


齋藤孝著の『読書力』岩波新書で勧める文庫100冊+1冊。

1.まずは気楽に本に慣れてみる 『どくとるマンボウ青春期』 北杜夫 新潮文庫
『くっすん大黒』 町田康 文春文庫
『哀愁の町に霧が降るのだ』 椎名誠 新潮文庫
『O・ヘンリ短編集』 大久保康雄訳 新潮文庫
百鬼園随筆』 内田百輭 新潮文庫
古典落語』 興津要編 講談社文庫
山椒大夫高瀬舟』 森鴎外 新潮文庫
恩讐の彼方に忠直卿行状記』 菊池寛 岩波文庫

2.この関係性は、ほれぼれする 『さぶ』 山本周五郎 新潮文庫
『ハツカネズミと人間』 スタインベック 新潮文庫
スタンド・バイ・ミー』 スティーブンキング 新潮文庫
『父・こんなこと』 幸田文 新潮文庫
『パパ・ユーア クレイジー』 サローヤン 新潮文庫
『新しい人よ眼ざめよ』 大江健三郎 講談社文庫
論語物語』 下村湖人 講談社学術文庫
『ジョニーは戦場へ行った』 ドルトン・トランボ 角川文庫

3.味のある人の話を聴く
『忘れられた日本人』 宮本常一 岩波文庫
『生きて行く私』 宇野千代 角川文庫
『白州正子自伝』 白州正子 新潮文庫
『整体入門』 野口晴哉 ちくま文庫
ゲーテとの対話』 エッカーマン 岩波文庫
『考えるヒント』 小林秀雄 文春文庫
福翁自伝』 福沢諭吉 岩波文庫

4.道を極める熱い心
宮本武蔵』 吉川英治 講談社文庫
『色を奏でる』 志村ふくみ ちくま文庫
ベートーヴェンの生涯』 ロマン・ロラン 岩波文庫
『板極道』 棟方志功 中公文庫
ゴッホの手紙』 硲伊之助訳 岩波文庫
『世に棲む日日』 司馬遼太郎 文春文庫
宮沢賢治詩集』 宮沢賢治 岩波文庫
道元の読み方』 栗田勇 詳伝社黄金文庫

5.ういういしい青春・向上心があるのは美しきことかな

『若き数学者のアメリカ』 藤原正彦 新潮文庫
長距離走者の孤独』 アラン・シリトー 新潮文庫
『俺様の宝石さ』 浮谷東次郎 ちくま文庫
蝉しぐれ』 藤沢周平 文春文庫
魔の山』 トーマス・マン 新潮文庫
天平の甍』 井上靖 新潮文庫
デミアン』 ヘッセ 新潮文庫

6.つい声に出して読みたくなる歯ごたえのある名文
山月記/李陵』 中島敦 岩波文庫
五重塔』 幸田露伴 岩波文庫
にごりえたけくらべ』 樋口一様 岩波文庫
高野聖/眉かくしの霊』 泉鏡花 岩波文庫
歎異抄』 金子大栄 岩波文庫
ツァラトゥストラ』 ニーチェ 中公文庫
『山の音』 川端康成 岩波文庫

7.厳しい現実と向き合う強さ
『もの食う人びと』 辺見庸 角川文庫
『破戒』 島崎藤村 岩波文庫
『黒い雨』 井伏鱒二 新潮文庫
苦海浄土』 石牟礼道子 講談社文庫
『1984年』 ジョージ・オーウェル ハヤカワ文庫
『タクシー狂躁曲』 梁石日 ちくま文庫
『野火』 大岡昇平 新潮文庫

8.死を前にして信じるものとは
塩狩峠』 三浦綾子 新潮文庫
楢山節考』 深沢七郎 新潮文庫
『犠牲(サクリファイス)』 柳田邦男 文春文庫
『沈黙』 遠藤周作 新潮文庫
ソクラテスの弁明/クリトン』 プラトン 岩波文庫

9.不思議な話
砂の女』 安部公房 新潮文庫
地獄変邪宗門/好色/藪の中』 芥川龍之介 岩波文庫
夢十夜』 夏目漱石 岩波文庫
聊斎志異』 蒲松齢 岩波文庫
オイディプス王アンティゴネ』 ソポクレス 新潮文庫

10.学識があるのも楽しいもの
『風土』 和辻哲郎 岩波文庫
『菊と力』 ルース・ベネディクト 現代教養文庫
『日本語の年輪』 大野晋 新潮文庫
『明治大正史 世相篇』 柳田國男 講談社学術文庫
『ソロモンの指環』 コンラート・ロレンツ ハヤカワ文庫
ジンメル・コレクション』 ゲオルク・ジンメル ちくま学芸文庫
『不機嫌の時代』 山崎正和 講談社学術文庫

11.強烈な個性に出会って器量を大きくする

マクベス』 シェイクスピア 新潮文庫
坂口安吾全集4 「風と光と二十の私と」ほか』 坂口安吾 ちくま文庫
『大地』 パール・バック 新潮文庫
『ジェゼフ・フーシュ』 シュテファン・ツワイフ 岩波文庫
ファウスト』 ゲーテ 中公文庫
カラマーゾフの兄弟』 ドストエフスキー 新潮文庫
悪童日記』 アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』 塩野七生 新潮文庫

12.生き方の美学・スタイル
『父の詫び状』 向田邦子 文春文庫
かもめのジョナサン』 リチャード・バック 新潮文庫
『印度放浪』 藤原新也 朝日文庫
中国行きのスロウ・ボート』 村上春樹 中公文庫
『職業としての政治』 マックス・ヴェーバー 岩波文庫
『「いき」の構造』 九鬼周造 岩波文庫
『望郷と海』 石原吉郎 ちくま学芸文庫
『人間の土地』 サン・テグジュペリ 新潮文庫
ヴェネツィアの宿』 須賀敦子 文春文庫
『陰翳礼賛』 谷崎潤一郎 中公文庫

13.はかないものには心が惹きつけられる
銀の匙』 中勘助 岩波文庫
『椿姫』 デュマ・フィス
『かもめ・ワーニャ伯父さん』 チェーホフ 新潮文庫
『斜陽』 太宰治 新潮文庫
『存在の耐えられない軽さ』 ミラン・クンデラ 集英社文庫
アンナ・カレーニナ』 トルストイ 新潮文庫

14.こんな私でも泣けました・感涙は人を強くする
『生きることの意味 ある少年のおいたち』 高史明 ちくま文庫
『泥の河・螢川・道頓堀川』 宮本輝 ちくま文庫
『太陽の子』 灰谷健次郎 角川文庫
流れる星は生きている』 藤原てい 中公文庫
『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』 井村和清 ちくま文庫
『わがいのち月明かりに燃ゆ』 林尹夫 ちくま文庫

15.全人類必読の一冊
いしぶみ――広島二中一年生全滅の記録』 広島テレビ ポプラ社