papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

【Global Literacy:精読】社会人のリベラルアーツ (はじめに)

リベラルアーツの探求ということで、今後は精読をしてみたいと思う。
 
テキストは、今後「社会人のためのリベラルアーツ探求ゼミ」でテキスト(指定図書)にしようと思っている、麻生川静男先生の「社会人のリベラルアーツ」を1章ずつ丁寧に読んで行きたい。
 

本物の知性を磨く 社会人のリベラルアーツ

本物の知性を磨く 社会人のリベラルアーツ

 
今回は、その中のはじめにに関して記載しておきたい。
 
リベラルアーツは世間一般では本当に様々な解釈がなされているが、麻生川先生流に言うと、リベラルアーツとは以下の2点に集約されると語っている。
 

・リベラアーツのゴールは世界各地の文化のコアをしっっかりとつかむこと
・その上で自分なりの確固とした世界観と人生観を作ること

 
これらに関する詳細は、本書の第1勝でさらに詳しく説明があるが、このようにシンプルにリベラルアーツというものを定義してくれているところが読者にとって非常にありがたく今後どのような心構えで探求していくのかを明確化していると感じる。
 
これらの視点を持って、先日記載した麻生川先生のリベラルアーツ独習法を実践していくことがリベラルアーツを探求していくことなのだ。
 
更に、リベラルアーツを学ぶ目的に関しては、以下のように記載されている。
 

最終的にリベラルアーツを学ぶ目的とは、世界のあり方(世界観)や自分の生き方(人生観)に自信を持つことで、グローバル社会でも臆することなく活躍することができるようになることだ。

 
こういった意味でも、リベラルアーツとは学生だけが学ぶものではなく(否、むしろ学生の間で完成するわけながい)、社会人となって始めて人生に揉まれて悩んだ挙句に出会う物なのではないかと自分では感じている。
 
麻生川先生のブログの中で、リベラルアーツを学ぶ旬(*1)という投稿があるのだが、この中でも同様のことが記載されている。
 
(*1)限りなき知の探訪:百論簇出:(第195回目)『リベラルアーツを学ぶ旬』
https://blog.goo.ne.jp/shizuo_asogawa/e/c84eef7369ef2ec502b7bd9a3017c5e7