papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

出張3日目(2008年11月5日)

本当、またかなり時間が空いてしまったがラオス出張の備忘録の続きを(笑)

ラオス出張3日目は、発電所現場への移動。下の写真は移動中に撮った写真。

今回の訪問目的は、現場でのワーカーやSV等のビザ申請、さらには税務などの細かい事項を決定すること。



こうした小さな仕事をしっかりと決めておくことも重電営業マンの仕事である。こうしたことがしっかりと決められていないと現地での仕事が税務署などの立ち入りを受けたりしてストップしてしまいます。

だから、僕らは担当地域の税務や法律を理解していないといけない(まだまだ理解してないですが・・・)。

また、もう一つの目的は現場での事故(工事の)発生時の連絡体制の構築です。我々の機器を据付工事中に壊れた際はただちに保険会社へ連絡する必要があります。
一般的に、ラオスのような発展途上国の場合、国の発展の為に自国の保険会社を使用するように契約書に銘記してあることが多い。しかし、大抵の場合そうした会社の保険金額は非常に高かったりするし、それら会社の与信なども非常に怪しいものである。それ故に、こうした電力プロジェクトの現地の保険会社の免責金額を高く設定しておき(その方が保険金額が安い)、第三国の保険会社に裏保険をかけてもらうことが多い。
もちろん、これは客先にはいえないことであるため、運用には細心の注意が必要となります。そうした運営方法の打ち合わせが目的です。

さて、今回の現場訪問でほとんどの税務問題ならびに組立保険の問題は解決し、夜は現場所長とサイト宿舎で晩酌。
今回は、商社の方々も一緒にサイトまで来てくれたので非常に賑やかでした。他社の方々と触れ合うことは非常に刺激になります。


また、現場をみないと重電マンとしての仕事も勤まりません。今回着工中の現場に始めていったのでとても勉強になりました。

サイト宿舎も非常に景色がよく、素晴らしいところでした。

ここで、プロフィールにものっている写真を撮影しました。なんか壮大な感じで気に入ってます