経済不況のときこそ利他主義を
現在のような経済不況に陥ると利己主義は通用しない。
国レベルでは自国だけが富めればよいという考えは通用しない。どこの国も多かれ少なかれ輸出に依存しているからだ。
企業レベルでは自社だけよくなればいいというのでは通用しない。自社だけ良くなっても他業種・同業種が駄目になると市場自体が収縮するからだ。
ヒトレベルでは自分だけがよくなればいいというのでは通用しない。ヒトの生活は自分自身のみでは完結しないからだ。
利己主義で生まれるのが格差だとすると究極の格差は自分自身の国の所属する国家の崩壊を意味する。
んでもって、幼少の頃より海外生活をしていて感じたのはヒトは結局自国のアイデンティティから逃れることは出来ないということだ。自国のアイデンティティはどの国に行ってもつきまとう。
だからこそ、自国が弱まることはそのヒト自身を長期的には不幸にします。
つーことでやっぱり利他主義よりの人生を送らないととあかんというわけです。