グローバル・リベラルアーツ道場発足会 振り返り (課題編:インタラクティブな要素の形成がカギ)
12月5日(木)にグローバル・リベラルアーツ道場の発足会を開催しました。
感想としては、多々あるのですが、改めて感じたのはワークショップを実施するときの課題の多さである。
今回、急遽構想から2週間弱という短い期間での開催となったため、講演資料も当日になって完成し、ただでさえ情報量の多い麻生川先生の知の内容をいきなり見せての講義となってしまったことである。
この点で、参加者には間違いなく消化不良を起こした方がいたのではないかと感じる点が多々あった。
この点で、今後の似たような会合を今後も開催する際の改善点として以下のことがあげられると考えている。
- インタラクティブな要素が必須(事前課題や当日の参加者同士での簡単なディスカッションなどが間違いなく必要)
- 事前に資料を共有することが絶対的に大事
自分は、Toastmastersの活動も行っていることから、人前で話すのは他の人よりは好きだと思っていた。
これに伴い、多くの日本人は人前で話すのは元来は避けたいのではないかという考えを持っていたのだけど、それは若干考えが違っていたことが明らかになった。
コーチングを本格的に勉強されたO氏も仰っていたのですが、人は本来は自分のことを聞いてほしくてたまらない・・・。
このため、ワークショップをやる際も出来るだけ参加者に発言の機会を与えることが非常に大切なのだということを色々とやり取りしていて教えて頂いた。
確かに、自分が発言したワークショップなども好印象が残りやすいのは自分の体験でも感じるところである。
この、参加者に発言させることをどのようにさせるのかというのは、「それでは質問ありますか?」とするとみなシ~~ンとしてしまうので、参加者数人でグループを作成してもらい先ずは小集団でお互いはなしてもらってしまうのがポイントだとのことである。
グループで考えがまとまれば、それを教室内で代表が発表すればよいわけでこれを行う事によって参加者全員が何かしら話す機会が得られるわけである。
実はこの視点はなかったので(Toastmasterの悪い癖なのかもしれない・・・)、今後BBT-Bond TMCの例会にも色々活用していきたいと思っている。
手があいたら、今度は実際の講演の内容にも触れていきたい。
ということで、改めてデール・カーネギーの「人を動かす」などを読み直しつつ、自分の傾聴力も磨いてい行かなければならないなと感じている次第である。