papaiya yamashitaの(続)重電マン日記

世界を変える重電マン&トースマスタ― パパイヤ山下のブログ (電力インフラ海外営業&企画、そしてMBAとToastmastersとリベラルアーツの探求とよりよく生きるための原理原則に関して感じたことを綴っていくブログ)

グローバル・リベラルアーツ道場 発足(自分の人生観・世界観を構築していこう)

 

自分の過去ブログで、Toastmastersとリベラルアーツに関する抱負を書かせて頂いていたのだが、リベラルアーツに関しては若干Toastmasters活動に追われて頓挫してしまっていた。

 

しかしながら、幸いなことにBBT大学院でお世話になった同期でシリコンバレーを拠点に教育改革に着手されている小野孝太郎さんとそのご友人でグローバルにマーケティングコンサルタントをされている脇田勝利さんのお陰で麻生川静男師匠(勝手に弟子入り)が新たなリベラルアーツの探求の場を開催してくれることになりました。

 

というわけで、12月5日(木)発足会のご案内です。

 

直前のご案内となってしまい、恐縮ですが皆様是非ご参加ください。

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glad-120519.peatix.com


以下、発足に向けての麻生川先生ご挨拶です。

【発足にあたって】

近年、リベラルアーツや教養関連の書籍が巷にあふれています。(
と、そっけなく他人事のように言っていますが私も『社会人のリベ
ラルアーツ』祥伝社、を出版しました。)しかし、言葉は分かって
も実態が一向につかめないのがこの「リベラルアーツ」という単語
でしょう。まず、「リベラル」とは「自由」という意味ですが、こ
れは「奴隷的でない」ということです。奴隷とは、自分の意志で行
動することが許されない人で、奴隷的とは人や世間のいうなりに行
動する人のことです。一方「アーツ」とは単なる知っているだけの
知識ではなく、自分の身について実践することのできる知見・技(
わざ)・術のことです。つまりリベラルアーツとは「確固とした意
見(人生観、世界観)をもって行動する人」が修めるべき事柄なの
です。

ところが現在、リベラルアーツというと大学で学ぶもの、あるいは
社会人では企業研修の一コマとして学ぶもの、という感覚で、他の
科目との差が分かり難いという印象がぬぐえません。料理に喩えれ
ば、歴史、宗教、哲学などの科目が、イタリア料理、フランス料理
、中華料理のような個別の料理であるとするなら、リベラルアーツ
とは無国籍料理のようなとらえ方でしょう。確かにリベラルアーツ
のカバーする項目や範囲は広いですが、それは各国の文化の根幹と
なっている考え(コア)を自分自身が納得する形でとらえようとす
るためには必要なのです。ただ残念なのは、世間のリベラルアーツ
の授業や研修では、やたらと幅広い科目が提供されていて、互いの
科目の脈絡がはっきりしません。

私は学生時代から現在に至るまで、40数年にわたってリベラルアー
ツを自学自習してきました。その方法とは、自分が「これを知りた
い!」というピンポイントの疑問を読書を通じて解決するというも
のです。読書をすると疑問は解消されるどころかさらに多くの疑問
が湧いてきました。そのためカバーする範囲が自然と広まりました
。私自分の経験から、世間で行われている観念的で寄せ集め的なリ
ベラルアーツ教育・研修ではダメだと気付くようになりました。

私が考えるリベラルアーツの修得とは、まず、日本も含め各国の文
化のコアをしっかりとつかむことを目標とします。例えば歴史であ
れば、政治体制の変遷や戦争の観念的な記述をなぞるだけではダメ
です。従来の歴史教育では庶民生活などは一顧だにされませんでし
たが、生活実態に目を向けることは重要です。このような記述を通
してあたかも自分がその場所にいるようなバーチャル体験をするこ
とで最終的に腹落ちする「手触りのある歴史観」を培うことが可能
となります。さらに、人文系だけでなく生活基盤を支えている理科
系の事柄を科学技術史を通して各国の人々の考え方のベースを体系
的に理解することが必要です。文化のコアをつかんで始めて、自分
はどう生きていくべきかという人生観、また世界はこれからどう変
化していくのであろうかという世界観をきっちりと築くことができ
ます。確固とした人生観と世界観をもつことが奴隷的でない自由人
が学ぶリベラルアーツのゴールです。

今回発足する「グローバル・リベラルアーツ道場」(Glad = Global
Liberal Arts Dojo)は、私が得たリベラルアーツに関する知識や
知見を皆さんにシェア(共有)し、それを叩き台として、参加者自
身が積極的に自分の疑問を解決していくための議論の場(リアルお
よびバーチャル)を提供するものです。この道場は、今後のグロー
バル社会で活躍したいと考えている若手ビジネスパーソン、および
人生の生き方について真剣に考えている若者の為に開かれています
。自分の知らないことを知るのはあたかもプレゼントを開けるとき
のような、楽しい、わくわく感を感じるものです。是非、この道場
に参加して学校の授業や企業研修などでは得られなかった「知の興
奮」を仲間と共に味わって下さい。皆さんの積極的な参加を心から
お待ちしています。 

 

以下は、脇田勝利さんのブログでのご紹介です。

marketing.yoka-yoka.jp

 

 以下参考

juudenman.hatenablog.com

 

 

juudenman.hatenablog.com